ここでは、フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)の「一般コース」及び「養成コース」に関する質問についてお答えします。
ヨガ指導者やヨガ実践者にとって、PRYTの体験やそのプログラムへの参加はどのように役立ちますか?
ストレスによる体調不良だけでなく、鬱やトラウマなどで日常生活にまで支障をきたす人々が増える中、体の健康だけでなく「心のケア」を求めることが一般的になってきました。
ヨガ指導者にとって、PRYTは、「アシストやプライベート・レッスンへの応用」「生徒をエンパワーする指導力の向上」「心のケアができるヨガの指導者」という観点から役立つでしょう。[詳しくはこちら]
また、ヨガ実践者にとっては、「ヨガと自分への理解が深まる」「自己観察力を高める」という観点から役立つことでしょう。[詳しくはこちら]
セラピストを目指すかまだ分からない段階でも、参加できますか?
参加できます。「PRYTの体験をしたい」「プログラムの様子をみたい」ということであれば「一般コース」を、できれば[基礎]から[応用]までを通して受講されることをおすすめします。PRYTの本格的なトレーニングは「養成コース」からとなりますが、養成コースの受講にあたっては一般コースの修了が条件となるため、実際のトレーニングは一般コースから始まっているとも言えます。
参加条件として、ヨガやPRYTの体験は必要ですか?
また、プログラムを受講する上で、今からできる準備があるとしたらどのようなことでしょうか?
【ヨガの体験について】
個人セッションを受けるだけならヨガ体験は不要です。しかし、一般コースに参加するなら多少のヨガ経験があるとよいでしょう。さらに養成コースに進む場合は、1年以上のヨガ経験が条件となっています。
【PRYTの体験について】
以前、クリパル・ジャパンにて開催していた「ヨガセラピー入門」や集中コース「ヨガセラピー」の受講経験がない方は、「無料説明会」、または、「グループファシリテーション」の受講をおすすめします。さらに、「個人セッション」の体験があるとよいでしょう。
PRYTにおいては、「見守る」「共にいる」「待つ」「信頼する」「委ねる」「共感する」というテーマと常に向き合うことになります。それはすべてが「今、ここ」に存在するというあり方に繋がってきます。さらに「意図」を持つということの意味が、セラピーでは非常に重要になってきます。プログラムの受講を検討されている方は、このようなことに注意を向けてヨガや瞑想、そして、日常を送ることがよい準備になるでしょう。このような事前の準備をおすすめするのは、PRYTが他のヨガセラピーとは異なるアプローチをしているからです。
一般コースの[基礎]と[応用]の違いは何ですか?
[基礎]は、PRYTの原則と基本的な技術を習い実践します。プラクティショナーとしてクライアントをサポートする方法を学ぶと共に、クライアントとしてセッションを体験することができます。
[応用]は、さらに高度な技術とダイアログを学び、プラクティショナー/クライアントとして体験が深まるにつれ、自分自身への理解も深まってきます。
養成コースは、一般コースから続けて受講する必要があるのでしょうか?
まずは一般コースのみを受講して、養成コースは時期を見計らって受講することも可能です。
ただし、米国でのプログラムでは、養成コース(レベル3)に進むには、1年以内に一般コース(レベル1と2)を受講している必要があります。1年以上の間隔が空く場合、一般コース(レベル1と2)を再受講することになります。
しかしながら、日本での養成コースは、当面の間、1年に1回程度の開催頻度になると想定されるため、特例として当面は2年以内であれば、養成コースに進めることになっています。ただし、一般コースのアシストに入ったり、復習にあたる補講プログラムを受けるなどの対応をお願いすることもあります。
養成コースはどのくらいの頻度で開催される予定ですか?
日本での養成コースは、今後も継続する予定ですが、当面の間、1年に1回程度の開催になる予定です。
IAYT*認定トレーニングということですが、一般コースと養成コースを修了すると、IAYT認定セラピストになるのでしょうか?
IAYT認定セラピストになるには、954時間の履修をする必要があります。
PRYTトレーニングは、一般コースから養成コースまで600時間のトレーニングなので、その後、以下の追加プログラム354時間を受講することになります。
1. Anatomy & Physiology I & II
2. Therapeutic Yoga Teacher Training Advanced:Themes and Sequencing
または、Group FacilitatorTraining
3. Mentoring for Yoga Teachers:Intention into Action
または、Therapeutic Life Mentoring
4. Lifestyle and Subtle Body
または、Ayurveda Advanced Professional Practice
*IAYT(International Association of Yoga Therapists)
ヨガセラピーのトレーニングを認定する米国の団体。PRYTはIAYTが最初に認定した10のトレーニングの一つで、長年の実績あるトレーニングとして、また、身体面だけでなく心理面を重視したヨガセラピーとして評価されています。