PRYT養成コース 修了生インタビュー(吉永早希さん)

IAYT認定トレーニングであるフェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)の養成コースは、1年という長い時間をかけて行われます。どんなタイミングで受講を決めたのか、実際に受講してどうだったのか、興味をもたれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、2016年に日本で初めて開催されたPRYT養成コースの修了生である、吉永早希さんにお話を聞かせていただきました。

養成コースの受講を決めた背景

フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)の養成コースの受講を決めたのは、早希さんの人生においてどのようなタイミングでしたか?
20年住んでいた東京を離れて、地方に移住しようと決めた、まさに人生の転機となるタイミングでした。以前から、日本でPRYTのトレーニングをすることになったら必ず受講しようと思っていたので、東京を離れるタイミングとちょうど重なったのはとても興味深かったです。

日本でPRYTのトレーニングが開催されることになったら、必ず受講しようと思われていたんですね。なぜPRYTを学びたいと思われたのですか?
もともと様々なワークに関心があって、感情にフォーカスするワークや、自分と向き合うワークなどを、自分のために10年ほど続けていました。あるところまで効果を感じていたのですが、思考を使うワークだとどうしても思考が優先してしまうとも感じていました。そんな時に、クリパルヨガやPRYTに出会い、2012年にクリパルヨガ教師になった頃からは、「頭で考えるよりも、身体の方がいろいろなことを知っている」と実感するようになっていました。

PRYTがそれまで学んでいたワークと違っていた点は、身体に起こる体験を用いること、過去や未来に目を向けるのではなく「今ここ」の現在に意識を向けるということでした。マインドフルネスという言葉をよく聞くようになりましたが、PRYTのセッションの間は、本当にマインドフルな状態にいることができます。自分の体験として、思考が鎮まった状態をスムーズに体験できるようになったことや、身体を使うことの効果を感じたことが、PRYTを学びたいと思う大きなきっかけとなりました。
また、自分が学ぶものの条件は、「自分自身と向き合うことができるもの」「自分で答えを見つけられること」「依存しないこと・させないこと(主体性をもつこと)」としてきたのですが、PRYTはそれにぴったりと合うものだと感じました。

養成コースでの学びと自分自身の変化

1年間に渡る養成コースのなかで、何が早希さんにとって一番意味のあることでしたか?
「自分と向き合い続ける」ということが、最も意味のあることでした。セッションには、自分と相手、自分と世界との関わり方が如実に現れます。そして、自分自身との関わり方も見えてきます。自分の本質については、それまである程度理解してきたつもりでしたが、まだまだ知らない自分と向き合うこととなりました。養成コース中には、受け入れがたい自分にも出会いましたが、それが一番自分にとって価値のあることでした。

「受け入れがたい自分」と向き合うことを通して、早希さんの中で気づきや変化などがありましたか?
第一に、人との関わり方が変わったと思います。自分は人付き合いも好きだし、人との関係をうまく作っていける方だと思っていましたが、養成コースの間に、本当は人に対する興味があまりなかったということに気づき、かなりのショックを受けました。なんとなくいい人で、当たり障りなく過ごそうとする自分のあり方もよく見えてきました。
自分の深いところでは、人とあまり関わりたくない、または人と関わることに恐れを抱いていたのだと思います。それに気づいてからは逆に、本当に深いところでは「人と繋がっていたい」という思いが自分の中にちゃんとあることにも気づけたと思います。
また、それまでは「相手のことを理解できなければいけない」と思っていたのが、「そもそも人のことはよくわからない」というのが私の前提になりました。わからないのだから相手にちゃんと聞くようになりましたし、そうすることでコミュニケーションが以前よりスムーズになりました。

第二に、「ありたい自分」とはあまりにもかけ離れた自分と対峙するなかで、結果として「あるべき自分」から解放されて、理想と現実のギャップが少なくなり、ある意味、日常を楽に過ごせるようになったと思います。完全でありたいという思いを手放すのは、私にとって大変なことでしたが、手放せたことで自由度や可能性が広がったと思います。

第三に、人間は本当に素晴らしいし、美しいと感じるようになりました。脆さや弱さをそのままに受け入れることは決して容易ではありませんが、それを受け入れて、最もリアルなところにいる人ほど、とても神聖で美しいものだと感じるようになりました。

このコースを受けたことで、早希さんのプロフェッショナルとしての仕事にも、変化が起きましたか?
人との関わり方の変化は、日常だけでなく、仕事においてもありました。ヨガクラスにおいても、他の仕事においても、自分にも相手にも「こうあるべき」「こうあって欲しい」と思うことが少なくなりました。結果を期待したり、コントロールしようという気持ちが本当に減ったと思います。
そもそもPRYTは、その人のもつ力や可能性を信頼することから始まるので、相手を信頼する、ということができるようになったのだと思います。そして、何か予測できないことが起こったとしても、変化に対応したり、順応しやすくなったと思います。

修了生としてのメッセージと今後の展望

この養成コースをどのような方に勧めたいですか?
自分のことを深く知りたい方や、人を依存させることなくエンパワーすることに関心のある方です。人をサポートしたり、エンパワーするための様々な方法があるなかで、相手が本当に望むことを本人が見つけられるようサポートする、ということに魅力を感じる方に向いていると思います。実際にPRYTのセッションを受けてみて、ご自身がエンパワーされると感じたなら、そして興味がわいたら、ぜひ受講をおすすめします。

現在の活動や、今後の展望についてお聞かせください。
現在、クライアントとなってくださっているのは、自分でビジネスをされている方や、セラピスト、ヨガに関心のある方などです。自分自身が会社員時代に忙しすぎて、自分がどうしたいのかに向き合う時間がとれなかったり、生き方の方向性に迷うことがよくあったので、同じような気持ちでいる方、忙しくてなかなか時間が取れない方にセッションを受けていただけるように活動していきたいと思っています。

プロフィール紹介

吉永早希
フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認セラピスト
クリパルセンター公認ヨガ教師

札幌生まれ。Sophia Bliss(株)代表。日本企業・外資系総合情報企業での営業・マーケティングを経験後、米国公認会計士の試験に合格、そして内部監査人の資格を取得し、監査法人で内部監査コンサルティングに携わった後、日系大手運輸企業にて本社・子会社の内部監査に従事。
企業内での仕事・昇進にやりがいを感じる一方、経済的豊かさだけではなく、内面の豊かさの重要性を強く感じ、海外・日本で心の内面に関する学びを深める。その中で、心と体のつながりの大切さを実感し、ヨガ教師としての学びを始める。また、気づきと変容のプロセスを促すフェニックス・ライジング・ ヨガセラピーに大きな感銘を受け、公認セラピストとなる。
自然豊かなライフスタイルに魅せられ、2015年にそれまで20年生活していた東京から、北海道東川町に移住。
http://sophiabliss.co.jp/

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